マンション売却の知識1.一括査定で高く売る方法
マンション売却の知識、高く売る方法を知っていますか?
マンションを売却するなら1円でも相場より高く売りたいですよね。
不動産は人生で購入するもっとも高額なものの一つなので、高く売る方法を知らず、失敗して安値で売ってしまうと100万や200万は簡単に損してしまいます。
高いお金を出して買った分譲マンションを売却するなら、絶対に損したくありませんよね。
ましてや、相場より大幅に低い金額で売って大損なんて論外です。
このページでは、マンション売却で高く売る方法や不動産業者を賢く利用するコツ、何よりも欠かせない一括査定サイトなどを紹介しています。
宜しければ、参考にして下さいね。
マンション売却の知識2.高く売るための時期
不動産取引には、繁忙期と閑散期が存在します。
賃貸程の変動はありませんが、マンション売却時の相場にも当然ながら影響があります。
売買物件には関係ないという業者さんもいますが、時期に関係なく集客するためのポジショントークの要素が強いと思います。
マンション売却の繁忙期は春先の1月~3月、秋口の9月~11月となります。
一番多いのは、春先ですね。
子供の成長に合わせた住宅の住み替えは、大抵新学年の時期に集中するからでしょう。
この時期は人の移動が多い時期なので、それに合わせて物件の動き、マンション売却も活発になります。
需要が多くなれば、それだけ相場より高値でマンションを売却できる可能性が高くなります。
急いで現金が必要な事情がなければ、繁忙期に合わせて半年くらい前から準備を開始するのが高く売る方法・コツです。
マンション売却の知識3.高く売るための内覧方法
マンションを相場より高く売るために必要なことは何でしょうか?
マンション売却で高く売る方法は、ここに住んでみたい!と購入者に思っていただくことです。
例えばの話ですが、人気賃貸物件のオーナーは居住者が入れ替わる度に物件のメンテナンスを行っています。
マンション売却の内覧は掃除の徹底がコツ
居住期間が長ければ、クロスを貼り換えたり、システムキッチンを入れ替えたりと、物件の魅力を維持するための方法や努力を惜しみません。
設備の交換は資力の問題もありますが、相場よりも高く売るために、最低限の対策として内覧日までに掃除を徹底しておく事がコツです。
マンション売却の内覧は接客の姿勢がコツ
個人間の売買とは言え、購入者はお客様だという視点を持っておくと良いと思います。
誰だって、汚い中古マンションに魅力を感じたりはしませんよね?
中には、フルリフォームするから中身はどうでも良いという購入者もいますが、そういった場合は大抵相場より安く買い叩こうとしているものなのです。
マンション売却の知識4.高く売るための契約方法
マンション売却にあたって不動産会社と契約を締結することになりますが、契約には以下の種類があるのをご存知でしょうか?
一般媒介契約でマンションを売却する方法
複数の不動産会社にマンション売却の仲介を依頼できる方法。
一般的に営業意欲に欠ける傾向があると言われている。
専任媒介契約でマンションを売却する方法
専任契約を交わした不動産会社のみが仲介できる方法。
2週間に1回程度、販売状況の報告を受けることができる。
専属専任媒介契約でマンションを売却する方法
専任契約を交わした不動産会社のみが仲介できる方法。
売主がマンションの購入者を見つけた場合でも、不動産会社を通して契約する必要がある。
1週間に1回程度、販売状況の報告を受けることができる。
マンション売却は専属専任媒介契約を避けるのがコツ
マンション売却を依頼すると、大抵の不動産会社は「専任媒介」「専属専任媒介」のどちらかの方法で契約しようとします。
そうすることで、他の不動産屋が扱えない品ぞろえが出来ますから。
その分、熱心に営業を行ってくれるという側面も昔はあったのですが、現在の不動産仲介はちょっと状況が異なっています。
不動産業者間の物件共有システム「レインズ」や、インターネット上の不動産ポータルサイトの発達で、なるべく多くの仲介者業者に依頼して、沢山のサイトに露出する方が、早くマンションが売却できる方法になっているのです。
一般媒介でレインズに登録してくれる不動産会社がベスト、登録してくれる不動産会社がなければ専任媒介で契約締結しましょう。
その際は、必ずレインズへの登録を確認・念押しするのがコツです。
専属専任媒介契約は最悪なので避けましょう。
マンション売却の知識5.失敗しないために早めの決断
不動産の相場価格の決定には様々な要素があります。
マンション分譲時の立地、築年数、広さ、間取り、設備、物件の管理状態など、ネガティブな要素のせいで希望額通りに売却できない場合もあります。
その際に大切なのは、ひょっとしたら高く買ってくれる人が現れるかもといった期待感で、ズルズルと引っ張らないことも高く売る方法・コツの一つです。
あまりに長期間、マンション売却の募集を見かけるようになると、この物件は人気のない難点のある物件だと思われがちです。
そういった事態にならない内に、売ってしまうことも大切なコツなのです。
また、購入者からの引き合いが複数あったとしても、全員が住宅ローンの審査を通過するわけではありません。
最善を尽くすのは当然ですが、運の要素があることも認識した上で、ずるずる引き伸ばさずに決断するのもマンション売却で高く売る方法・コツです。
マンション売却の知識6.売却期間と値下げタイミング
マンション売却すことを決めて、すぐに所有物件を売ることができるなら問題ないのですが、現実はそれほど甘くはありません。
不動産は非情に高額なものですので、条件の良い物件であっても、すぐに買い手が見つかるとは限らないのです。
そのためマンションを少しでも高く売りたいのであれば、お金が必要になる時期に余裕を持って売却を進めたいところですよね。
とは言え、一方でゆっくりしていられない事情もあります。
マンション売却価格の値下げタイミングは期間と時期で判断
マンションを保有している期間は、固定資産税の支払いが必要です。
管理費や修繕積立金も毎月支払わないといけません。
税金の支払いを少しでも抑えたいのであれば、早めにマンションを売却したいのは正直な所ですよね。
売り出してから、実際に売れるまでに掛かる期間は、平均して6ヶ月程度です。
6ヶ月過ぎて需要期(春・秋)に売れなかった場合、この先も期待はできません。
マンション売却価格の値下げタイミングのコツ
マンションを売却しやすい時期は、春先の1月~3月、秋口の9月~11月です。
値下げタイミングとしては、需要期の前半では強気の価格設定で高値を狙い、引き合いが少ないようなら早い時期で値下げするのがコツですね。
マンション売却価格の値下げは、少しでも早く売る方法として効果的です。
値下げをすることによってマンションの購入を検討している人の購買意欲をそそることができます。
一方で、何度も値下げを繰り返すと、まだ下がるかもしれないという思考が働くようになるため、かえって売却できないこともあります。
値下げのタイミングは、不動産会社の担当と相談して慎重に決定しましょう。
マンション売却の体験記!1週間で相場より高く売れた方法
当サイトの管理人も、実際に自宅マンションを売却した経験があります。
また、不動産会社に過去勤務していたことや、弟が不動産投資で頻繁に物件を売買していることもあって、一般の方よりも知識を持っており、高く売る方法・コツを心得ています。
以下は、自分が売却したマンションの概要です。
売却したマンションのスペック
- 購入:2011年11月、1750万円で購入、100万円程度のリフォームを実施
- 売却:2016年10月、2090万円で売却
- 築年月:2000年4月
- 間取り:3LDK、70㎡
- 総戸数:23戸
- 所在地:埼玉県ふじみ野市
- 駅徒歩:12分
購入時より340万円高くマンションを売却
築11年の中古マンションを購入して5年間居住、購入時より340万円も高く売ることができました。
もちろん、購入時のリフォーム代や仲介手数料、登記費用などもありますので、340万円まるまる得したわけではありませんが、それでも十分な成功だと思います。
このマンション、売りに出してから一体どれくらいの期間で売却できたと思いますか?
たったの1週間です。しかも1円も値引きませんでした。
マンション売却に成功した方法は一括査定
もちろん、運が良かったというのもあります。
でも、マンションの概要を見て頂ければ分かるように、誰もが欲しがる物件ではありません。
駅近でもないし、総戸数23戸という点からも分かるように、小さなマンションです。
ただ、自分には知識があったので、売却することを決断してから、1円でも高く売れる方法で行動しました。
その際に一番重要視したのが、不動産業者の選定と、選定のための一括査定サイトの利用であり、これこそが相場よりも高く売る方法・コツなのです。
マンション売却で高く売る方法は一括査定による相見積もり!
相場より高く売るためには、マンション売却を決めたら、まずはなるべく多くの仲介業者で査定を依頼する方法をオススメします。
最終的な金額は購入者との交渉で決定しますが、複数の業者に見積もりして貰うことで、それぞれの不動産屋が幾らで売れると考えているか、判断できるので非常に重要なコツです。
顧客からのバックオーダーを受けている業者がいれば、思わぬ高値で売れるものです。
査定や契約交渉を通して、信頼できる営業マンかどうかも大体判明します。
いくら査定額が高くても、駄目営業マンに、大切な自宅を任せることは出来ませんよね。
マンション売却で高く売るなら一括査定がおすすめ!
このページでも、無料で利用できる中古マンション売却一括査定サイトをおすすめしています。
一度の入力で複数の業者に査定依頼できますし、簡易査定の機能を使えば概算金額がすぐに分かります。
それぞれに参加している不動産会社が異なりますので、できるだけ多くのサイトを利用して見積もりを集めるのが高く売る方法・コツです。
最後に1点、世の中の流れでも不動産の相場は変動します。
マンションを売却するなら今は高く売るチャンス!
せっかく購入した分譲マンションを手放すのは、寂しい気持ちになるものですが、今は高値で売る絶好のチャンスです。
特に首都圏は、新築の供給戸数が前年同月比で約60%減となっており、その分中古の需要が高まっていますので、売却するなら今のうちでしょう。
2019年以降、日本の世帯数は減少するそうなので、そうなるとマンションの売却額も徐々に低くなっていくと思われます。
本当に売るかどうかは置いておき、まずは査定額を確認してから考えるというのも成功のためのコツです。
自分も金額を確認してから、時間を掛けて検討しましたからね。
マンション売却一括査定サイトおすすめ3選!
マンションを売却する際に便利な一括査定サイトおすすめ3選です。
自分も、自宅を売るときに利用しました!
マンション売却一括査定おすすめ1.不動産売却HOME4U
HOME4Uは、株式会社NTTデータ運営の日本最大級のマンション売却一括査定サイトです。
業界では一番の老舗で、累計15万人以上が利用、当サイト経由でも一番申し込みが多いサイトです。
参加企業は、大手~地場中小まで幅広くカバーし、全国500社以上、売却額の比較ができるのでとても便利。
入力時間はわずか1分!中古マンションを売るなら、HOME4Uで査定は常識です!
マンション売却一括査定おすすめ2.マンション.navi
不動産を売るための一括査定サイトは複数ありますが、それぞれ強い分野、弱い分野があったります。
マンション.naviは、分譲の中古マンション売却に特化していることもあり、全国500社の参加企業も、その分野が得意な会社が揃っており、賃貸査定にも対応しているのが特徴。
45秒ほどの簡単な入力で、最大9社から結果が届きます。
中古マンション売却を考えているなら利用して損はありません!
マンション売却一括査定おすすめ3.イエウール
イエウールは、株式会社Speeeが運営する、無料の不動産売却専門サイトです。
参加企業数は少な目ですが、テレビCMで有名な大手企業や地元密着の会社の中から最大6社に、中古マンション売却の一括査定を依頼することが可能です。
入力時間も60秒程度と簡単で、各社の査定結果をじっくりと比較できます。
マンション売却の流れは必要書類の準備から!
マンションを売ることを決心した際、一番に気になるのは「いくらで売りだすか?」「実際に売れる相場は?」という事でしょう。
でもちょっと待って下さい!
いきなり近場の不動産業者に問い合わせをするのは、得策ではありません。
相場より高く売るためには、ちょっとしたマンション売却の知識があるのです。
マンション売却の査定に必要な書類
まずは、マンション売却査定に必要となる以下の書類が手元にあるかどうか確認しましょう。
- マンション購入時の図面・パンフレット等
- 契約書・重要説明事項等の書類
- 固定資産税納付書
マンション売却の簡易査定に必要な情報
これらの書類が手元になくてもネットで分譲マンションの簡易査定は可能ですが、最低限次の情報を把握している必要があります。
- 建物(専有)面積
- 間取り
- 築年数
マンション売却の査定額通りに売れるとは限らないのが注意点
マンション売却の正確な査定額を算出するには、訪問による現状確認が必要ですが、大まかな金額でよければ、インターネットで簡易査定する方法もあります。
ただし注意点があります!
それは、不動産業者が算出したマンション売却額はあくまでも相場金額であり、必ずしもその金額で売れるとは限らないということです。
マンションの売却額は購入希望者との交渉で変動する
不動産業者は仲介者という立場であり、購入者ではありません。
実際の購入者との価格交渉次第で、売却額は変動します。
中には分譲マンションの買取サービスを行っている業者もありますが、その際の買取額は相場よりも安くなることを覚えておきましょう。
マンション売却の仲介手数料を割り引いて貰う方法
マンション売却の金額には拘る人が多いのですが、意外に不動産業者の仲介手数料を交渉する人は少ないようです。
「手数料は決まっているので・・」という担当者が多いのですが、宅建業法で決まっているのは、あくまでも上限の金額だけです。
値引きには何の制限もありませんし、事実、自分もマンション売却時に10万円ほど仲介手数料をディスカウントして貰った経験があります。
勿論、会社によって方針が異なりますので、必ず値引きできるとは限りませんが、駄目元で交渉してみる価値はありますよね。
10万円と言えば、家族でちょっとした旅行にだって行けてしまう金額ですからね。
値引きに応じる業者は少ないものの、仲介手数料の割引制度がある会社も存在しますので、マンション売却査定時には、問い合わせ先に加えてみると良いと思います。
自分の経験だと、意外に大手の方が値引きに柔軟だったので大手を中心に交渉するのがコツです。