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マンション売却の内覧件数の平均、内覧が来ない理由、内覧のコツ

マンション売却の知識

マンション売却の内覧件数が少ない、さっぱり内覧に人が来ないなら、そもそもの戦略が間違っている可能性もあります。
このページでは、内覧件数の平均、内覧件数が少ない理由、内覧件数を増やすコツ、内覧対応の大変さ・コツについて解説しています。

マンション売却の内覧件数の平均と内覧が来ない理由

マンション売却の内覧件数の平均と内覧が来ない理由

マンション売却の内覧件数は平均で6~10件程度ですが、さっぱり内覧が来ない物件もありますよね。
内覧件数が少ないのは、大体は以下のような理由があるようです。

  • 売り出し価格が高すぎる
  • 内覧できる日が限られる
  • 広告出稿量が少ない
  • 物件の写真が悪い
  • ライバル物件が多い

マンション売却で内覧が来ない理由は?

マンションは戸建てと違って比較的利便性の高い立地に建設されていますので、相場より極端に高く売り出されていなければ、すぐに内覧希望者が出てくるものです。

自分の経験だと、3日後には問い合わせが来ました。
もし、マンション売却で内覧件数が少ない、さっぱり人が来ないなら、そもそもの戦略が間違っている可能性もあります。

まずは不動産会社の担当者に連絡をして、上記にあげた内覧に来ない、件数が増えない理由に当てはまっていないか、確認してみましょう。
ライバル物件の数はどうにもなりませんが、広告出稿や写真は、不動産会社の担当者の力次第です。

マンション売却と営業マン!良い営業と悪い営業の見分け方
本ページでは、マンション売却における営業マンの見分け方について、自分自身の経験を元に解説しています。良い営業マンと悪い営業マンでは、マンション売却の結果が天と地ほど変わるので、ぜひ参考にしてください。

マンション売却の内覧件数を増やすコツ!

売り主側では、価格の見直しや、内覧可能日を増やす努力が必要です。
内覧に人が来ないのは大きな問題ですが、価格の見直しは慎重に行う必要があり、最終手段としてのみ検討しましょう。

売れるマンションは、簡単に契約が決まるものです。
自分も自宅を売った経験がありますが、物件の販売を開始して1週間後には売却先との話がほぼ付いてましたね。

売却を早期成功させるために必要なコツは、以下の2点です。

  • 物件の魅力を上げる
  • 物件の魅力を伝える

売却額は高い方が良いのですから、物件の価格を下げる、というのは効果はあっても選択したくないですよね。
不動産会社の担当者と、内覧件数を増やすためには、物件の魅力を「どう上げて」「どう伝える」のか、をポイントに真剣に話してみてください。

さっぱり内覧に来ない物件は、写真を良くするだけでも件数が増えると思いますよ。

マンション売却の内覧は大変

マンション売却の内覧は大変

マンション購入時の心境は「期待と覚悟」ですが、売却時の心境は「不安と覚悟」でしょう。

実際のところ新築購入時とは違い、希望売却額や相場はあっても、実際どの程度の金額で売却の契約が成立するのかは、やってみないとわからない部分があるからです。

また、新築物件はモデルハウス見学とパンフレットや担当者との会話等で青田買いすることが多い為、新生活に向けて期待に胸を膨らませながら購入します。

マンションの内覧は新築と中古で大きく異なる!

ところが、マンション売却の際には中古物件を販売する事になりますので、室内の汚れや壁紙のはがれ、床の傷み等「自分達の生活してきた証」が全て欠点にしか見えず、お客様にどのように評価されるのか、とても不安に感じる事になるのです。

ただし、このお客様の評価というのは何も購入時でなければ、感じられない訳ではなく、例えば賃貸物件の内覧はまさに購入者目線になります。

マンション売却の内覧を過剰に恐れる必要はない!

賃貸物件の多くは「誰かが今まで住んでいた形跡」を残していますので、借り手側としては、より新しくよりキレイな物件を望みつつも、立地条件や家賃など現実とも向き合いながら住居を選びますよね。

中古マンション購入のお客様心理にも似た部分がありますので、売却にあたって感じる不安は理解できますが、過剰に恐れる必要はありません。

ここでは、マンション売却を成功させるための内覧のコツ、準備のポイントについて解説しています。
ぜひ参考にしてくださいね。

マンション売却の内覧のコツは接客姿勢、大変なのは当たり前だと心得る

マンションを売却するにあたって、中にはネガティブな理由の場合もあると思います。
転勤になったとか、住宅ローンが払えないとか、離婚することになったとか、理由は様々ですが、そういったネガティブな理由は買主には関係ありません。

内覧に来られる方は、「お客様」です。
おもてなしの気持ち、接客するという態度で内覧に対応するのがコツです。

そのための準備について解説していきます。

マンション売却の内覧のコツ

マンション売却の内覧のコツ

マンション売却に成功するかどうかは、内覧に大きく左右されます。
売主が心得ておくべき6つの内覧のコツについて順番に説明していきます。

マンション売却の内覧のコツ1.掃除は徹底的に!

自分のマンションは売却してしまうのだから、と清掃を怠る人が多いのですが、はっきり言って話になりません。
立場を逆にして考えてみて貰いたいのですが、汚い部屋を見て、その物件を大金で購入しようと思うでしょうか?

自分は、中古マンション購入・売却を複数回経験していますが、汚い部屋だと買う気になりませんでした。
なので、自分が売る側になった際には、掃除は徹底的にやりました。

自分の場合は、マンションを売却する際には、売りやすいように引っ越し後に売り出しをしましたが、荷物がなくなっても廃墟っぽくならないように、掃除しまくりました。

クロスはマルチクリーナーで清掃、床の傷の補修、水回りは水垢を徹底的に取りました。
経年劣化は仕方ないものの、ショールーム並みを目指して清掃しました。

掃除だけが原因ではありませんが、マンションを売り出してから1週間で売却することができましたよ。
内覧には立ち合いませんでしたが、売却の契約時に買主さんに一番に言われたことは、「もの凄く綺麗されてますね」でした。

誰でも、大金を出して買うのですから、綺麗な方が良いにきまっています。
掃除、頑張りましょう!(笑)

マンション売却前の掃除・清掃とハウスクリーニング費用
マンション売却するならハウスクリーニング・掃除は、普段やっている簡単な掃除機がけといったレベルの清掃では駄目です。本記事では、マンション売却前の掃除・清掃の注意点、ハウスクリーニング費用について解説しています。

マンション売却の内覧のコツ2.部屋の匂いに注意!

居住者自身は意外と気づかないのですが、部屋の臭いは意外に重要です。
タバコを室内で吸われる方は、それだけで金額が下がると思っておいて間違いありません。
ペットなどの獣臭も要注意です。

極力、臭いが薄まるように、内覧前には家中の窓を開けて換気しておきましょう。

マンション売却の内覧のコツ3.スリッパを用意

お客様が来られるのですから、綺麗なスリッパを内覧前に用意しておきましょう。
別に購入品である必要はありません。

くたびれて、汚れているような状態でなければ大丈夫です。

マンション売却の内覧のコツ4.男性はマンション外へ

落ち着いて内覧ができるように、できればご主人には外出しておいて貰った方が良いです。
家の中のことは女性の方が詳しいですし、威圧感のある男性だと、マイナスになってしまうので。

男性の方、すみません。。

マンション売却の内覧のコツ5.家中の電気は点灯しておく!

南向きの部屋が人気があるように、やはり明るい部屋の方が好まれることが多いです。
なので、内覧の際には、例え日中であっても電気を点灯して明るさをアップしましょう。

自分のマンションを売却した際には、カーテンと各部屋のシーリングはそのまま置いておいて、夕方の内覧でも、明るさを調節できるようにしておきました。
明るさは非常に重要なのです。

マンション売却の内覧のコツ6.お茶を出す

全員には必要はありませんが、お客様の反応を見て、ここぞ!という時には、お茶出しも有効なコツです。
内覧に来て、部屋が気に入った際には、周辺環境などが気になって質問される傾向がありますので、反応の良し悪しは、意外に簡単に見分けられると思います。
特にファミリーの方などは、そういった傾向が強いですね。

その時、「お茶でも飲みながら・・」と言って、質問に答えると良いでしょう。
誰でも感じの良い売り主から買いたいものです。
ましてや、マンション売却は高額ですから、一層感じ良くすることが大切です。

マンション売却の内覧に成功するためのコツまとめ!

マンション売却の内覧に成功するためのコツまとめ!

上記のような点を注意して内覧に対応すれば、多少の物件の欠点は気にならないものです。
マンションを売ることが決まっていても、それが自宅だった場合、他人にジロジロ見られるのは気持ちの良いものではありませんよね。

それでも接客の姿勢を持つことが、内覧の際に購入意欲を高めて、売却に繋げるコツです。
ちょっとした事に注意する事によって、マンション購入者から好意を持たれ、スムーズな売却交渉に繋がって行くのです。

誰でもそうですが、嫌な人間が住んでいた物件を買おうとは思いませんよね?
そういう事なのです。

所有マンションを売却する理由が、戸建購入などの前向きの理由ではなく、住宅ローン返済が厳しいなどであっても、内覧の時には明るく振舞いましょう。

またポジティブな地域の情報提供はとても喜ばれます。
例えば、子供のいる世帯などでは、内覧の時に学校の情報などを提供すると購入意欲が高まります。

マンション内の人間関係や、管理組合の様子などの情報も貴重です。
管理組合がしっかりしていて、マンションの資産価値が今後も保てそうだと判断されれば、購入意欲が高まります。

売却してしまうからといって投げやりなるのではなく、内覧に来たお客の生活を考えた情報提供は、結果として高値で売ることにも繋がることを覚えておきましょう。

マンション売却の知識

中古マンションを相場より高く売るには? マンション売却の知識では、売却のコツ、売れやすい時期、内覧の注意点、仲介手数料、税金、確定申告など、詳しく解説しています。


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